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2021.12.14

No.32 絶対にやるべき省エネ施策

 『ニイミ通信』 2021/12/14

こんにちは
年末も近くなり、毎年この時期は、「もう一年たったかぁ」とつぶやいている気がします。
皆様は今年一年、いかがでしたでしょうか。

私は、仕事上「カーボンニュートラル」や「SDGs」といった言葉に囲まれた一年でした。
展示会などを見渡すと、今年は顕著に環境や省エネに関するビジネスが増えたように思います。
このメルマガでも、定期的にこのような話の情報を紹介していきますので、参考にしてくださいね。

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省エネ最適化診断
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今回はこちらの紹介です。
ご存じの方も多いと思いますが、一般財団法人の省エネルギーセンターが行っている省エネ診断です。
この省エネ最適化診断で私が伝えたい事は一つだけです。

これはやった方がいいです。いや、やるべきです。

内容は、省エネルギーセンターの専門家が訪問し、詳しく工場を見ていきます。
その後「ここが節約できまーす」「こんな設備にすればコストこんだけ下がりまーす」「同じ業界でのエネルギー使用状況はこのあたりですよー」
って事をかなり詳しく教えてくれるだけです。
基本的にそれだけです。それでおしまいです。

でもそれだけなので、私は絶対にお勧めなのです。
省エネルギーセンターは、民間業者でなく省庁に限りなく近い団体なので、営利目的で動けません。
変な営業をすることもありませんし、情報だけ与えてくれます。特定の業者に肩入れする事もありません。
自社の工場のエネルギー状態を把握したうえで、費用が発生する改善についてはこちらで検討・計画していけばいいのです。

また、この省エネ最適化診断は、省エネ関連の補助金の審査の加点要素になります。
それはそうですよね、自社の商品を売りたい民間業者の数字より、公的機関の調査の数字の方がはるかに信用できますよね。

昔は、この診断無料だったんですが、今はお金を取るんです。
2つのコースがあり、約1万円のコースと約1万5千円のコースです。
工場規模などによってコースが決まりますが、どちらにしても、そんなに高額ではありません。(国が9割負担しているため)
業者の省エネ診断は、何十万かかるものもあり、また基本的にはその業者の商品・サービスに結び付けるので信用性が劣りますね。

どうですか、皆様。ちょっと興味でてきました?
でもこの診断、この少しの興味を簡単にへし折る、壁があるのです

少し長くなったので、その壁については翌日配信しますね。